PayPayはおサイフケータイ非対応スマホの救世主となるか?


多分この記事を見てる人はおサイフケータイ非対応のスマホを持ってる人達だと思う。HuaweiとかOppoとか格安スマホって非対応なんだよね。けど安いしコスパいいから使ってる・・・わかりますわかります。

キャッシュレス生活

と本題に入る前に筆者は現金を使わない生活をしている。日常生活で現金を使うところと言えば歯医者か美容院くらい。本題に入る前に筆者が使っている現金以外の決済方法を紹介。

  • Suica
  • 楽天Edy
  • iD
  • クレジットカード(楽天カード)
  • デビットカード(三井住友)

筆者のスマホはおサイフケータイ(Felica)に対応していないのでSuica+楽天カード+SMBCデビットの3枚持ちで過ごしている。この3つを持っていればコンビニなど大体の場所であれば困ることはなかった。スマホ1つに決済をまとめることが出来ないという不満があることを除いては満足なキャッシュレス生活を送っていた。とあるQRコード決済が出現するまでは・・・。

PayPayの登場

それは突如、どでかいキャンペーンを発表して存在感を出した。

『100億円あげちゃうキャンペーン』

PayPayで支払ったうちの20%をキャッシュバック(キャッシュバック上限10万)するという太っ腹なイベントだ。

PayPayでMATE 20 proを買おうと思って登録したが結局使わなかった。しかしキャンペーンかなにかで1000円分もらっていたので使って見ることに。

PayPayについて

PayPay公式ページより

まずPayPayとはなんなのかについて説明しよう!(よくある解説風)

PayPayはソフトバンクとヤフーがタッグ(共同設立した)を組んで作った会社が運営するQRコード決済サービスの事を言うのだ!

え?QRコード決済って?QRコードはご存知の通り以下のようなものだ。

生きてれば1回は必ず見たことあると思う。

PayPayはQRコード決済だがアプリを開くと出てくるのは下の画像を見てわかる通りバーコードだ。コンビニなど店では基本的に以下のようなバーコードを使うことになる。筆者はファミマで少額決済を何回も行っている。

PayPayのメリットとデメリット

メリット

  • おサイフケータイ非対応のスマートフォンでも使うことが出来る。
  • クレジットカードを登録すればポストペイっぽい使い方が出来る。

デメリット

  • 会計時にアプリを開かないといけない。
  • アプリ起動時のアップデートで30~60秒ほど使えなくなる時がある。
  • 使える店が限られている。

実際にPayPayを使ってみた

1000円分をゲットしたので早速PayPayを使える店へ行ってみることに。一番近かったのはやはりファミリーマート。

ちなみに今回PayPayの検証用として買ったばかりの”MATE 20 Pro“で試してみることに。この機種、今話題となっているHUAWEIのスマホですがスパイチップの噂を除いて非の打ち所がないほぼフル装備のスマホです。しかし難点が2つ。1つ目はイヤホンジャックがついてないこと。まあこれは時代の流れなのでしょうがないです。2つ目はおサイフケータイに対応していないことです。そう・・・

おサイフケータイに対応していないのです。

P20 proはおサイフケータイに対応していたのでMATE 20 Pro はしっかり対応していると思っていました。残念。

決済

ファミリーマートで決済を行いましたが正直電子マネーと決済速度は大差ないように感じました。

電子マネーは手順的に

  1. 電子マネー決済である事を伝える。
  2. レジの電子マネー読み取り部分にカードまたはスマホをタッチする。
  3. 音がなったら決済完了。

ここまで大体5~10秒もあれば決済完了します。

PayPayでの手順は

  1. PayPay決済である事を伝える。
  2. スマホのPayPay画面を見せる。
  3. 店員がバーコードを読みとったら決済完了。

これもPayPayアプリを事前に起動していれば5~10秒で決済完了します。

使ってみた感じ

現金決済よりはどちらも圧倒的に早いです。店員も慣れてるようで特に何もなく決済ができました。 決済速度的にはカード決済と同等だと思います。

決済速度は

電子マネー≧PayPay=クレジットカード(サインレス)>クレジットカード(PIN)≧現金>クレジットカード(サイン)

こんな感じですね。アプリを事前に起動さえしておけば電子マネーと遜色ない速度で決済可能なので電子マネーが使えなくなった時に非常用としても常用で使っても問題ない感じです。

おサイフケータイ非対応のスマホの救世主となるか?

今回のタイトルにある通り PayPayはおサイフケータイ非対応のスマホの救世主となるのか?

筆者の意見としては対応店舗が増えれば利便性が高まって常用できるようになるのではと思います。正直なところ大手コンビニチェーン、大手ファストフードチェーン、大手ファミレスチェーンが対応すればある程度の買い物で困ることはないと思います。あとはTSUTAYAやダイエー、ライフなど大手スーパーが対応すれば怖いものなし。実現する可能性は極めて低そうですが。

SIMフリーのスマホはおサイフケータイに対応していない事が多いのでキャッシュレス生活をする場合は電子マネー用のカードを何枚か持つ必要がありますがPayPayではファミリーマートなど行く場所によってはスマホ1つ持って買い物出来るのでおすすめ。

結論としてはコンビニでなにか買うなどPayPayが使える店だけに行く明確な目的があっての外出などの場合はおすすめ。逆にPayPayを使えない場所に寄ったりする事が多い場合はクレジットカードを持って外出したほうがいい感じなのではないでしょうか。

正直なところ対応店舗が少ないのでおサイフケータイ非対応のスマホの救世主になりえるかというと利便性を考えるとまだなりえないというのが本音です。今後の使用可能店舗増加に期待しましょう。


と、ここまでが2018年12月26日の感想。

追記 2019年10月26日

なんか知らない間に色々なところでPayPayが使えるようになってました

この記事を書いてからすぐに使わなくなったんですよねPayPay。正直、去年の時点では筆者の生活圏内で使う場所が少なすぎた。コンビニくらいしかなかったからEdyかiDで事足りてたしね。

ある日、いつも行ってる1人経営の現金のみ美容院に行くとPayPayに対応してたんですよ。個人経営の店って手数料取られるから現金だけとかが多いのに。今はPayPayの初期導入や決済システム利用料、入金手数料が無料っていうのは知ってたから多分そのタイミングで導入したんだろうなと。

あとダイソーでPayPayが使えるようになったのが一番大きい。ダイソーって基本的に現金のみでいつもおつりは募金箱にポイポイしてた。ちなみにダイソーで買うのは黄金糖。関東圏で確実に売ってるのはダイソーくらい。美味しいよね。え?純露?紅茶味はいらない。(パパパパパウワードドン)

前にAmazonで1kg買ったけど湿気るから小さいの買ったほうが良さげ。

2019年10月でPayPayを使うことが出来る店舗

正直たくさんありすぎて全部は紹介しきれないのでリンクを。

PayPayが使える店

筆者の生活圏だとライフやダイソー、松屋、TSUTAYA、大手コンビニチェーンが。

あと個人経営の店でちらほら使えるように。

あと2020年2月から郵便局でPayPayが使えるようになるとのこと。こりゃ普及のペースが早そうだぞ・・・。

おサイフケータイ非対応のスマホの救世主となるか?(2019年10月追記)

最初に結論を。

PayPayはおサイフケータイ非対応スマホの救世主になりえます!

おお、熱い手のひら返し。実際こんなに普及するとは思わなかったから仕方ないね。

さてこの記事を書いた2018年12月よりPayPayを使える店が格段と増えた印象。スーパーや個人経営の店で対応し始めたことで使いやすくなったかも。

実際スマホ単体で外出するときのルート上の店

(例)個人経営の飲食店→TSUTAYA→ダイソー→ライフ

これ すべてPayPayのみで完結することが出来る。悪くないですねこれは・・・。

しかしPayPayだけでは少し心もとない。やっぱりSuicaとクレジットカードを持って外出するのであった。

スマホとカード一緒に持って移動するのが便利だから紹介。おすすめ。

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